2009年11月03日

◆大フィル 第432回 定期演奏会

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2009年10月30日(金)19:00〜 ザ・シンフォニーホール

◇指揮:大植英次
◇独奏:ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)
◇独唱:シモーナ・サトゥロヴァ(ソプラノ)、五郎部俊朗(テノール)、サイモン・ポーリー(バリトン)
◇合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
児童合唱:大阪すみよし少年少女合唱団

■ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.Zb:1

《アンコール》
■J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012より「サラバンド」
■J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007より「プレリュード」

■オルフ:「カルミナ・ブラーナ」世俗的歌曲


大阪出張がうまい具合に重なって、半年振りに大阪フィルの定期演奏会に出かけて来ました。大阪転勤中は普通に通っていた定期でしたが、やはり東京に戻るとなかなか聴きに来るのは難しいですね。

今回の演奏曲は「カルミナ・ブラーナ」。前評判でも素晴らしいステージが繰り広げられるのではと聞いていたので、以前から非常に楽しみにしていました。

定期の1曲目は、ハイドンのチェロ協奏曲が演奏されました。オランダよりピーター・ウィスペルウェイが招かれ、冴えたチェロの独奏とオケのコンビネーションが繰り広げられました。曲目は個人的に好きなハイドンで、交響曲でも好きな楽曲も多く、今回のチェロ協奏曲も初めて聴いた曲でしたがすんなりと耳に馴染みました。独奏もピーター氏も落ち着いた演奏が好感が持てました。アンコールではバッハの無伴奏チェロ曲を2曲も演奏してくれてサービス満点でした。

さて休憩を挟んで、いよいよメインの「カルミナ・ブナーラ」が演奏されました。出足から打楽器、弦楽器、管楽器そして、160名近くの合唱団の響きでシンフォニーホールは壮大な音の響きに包まれました。
自分は2階の中央近くに座っていたので、ホール全体に響きわたる音響をいつもより敏感に感じとれたような気がします。

カルミナ・ブナーラは25の歌曲で編成されておりますが、大植氏は一時間あまりかけてほぼ一気に演奏されました。通常だと2度3度休みを入れるのが常のようですが、大植氏の解釈はちょっと違ったようですね。しかし、大植氏はマーラーやブルックナーといった大曲も素晴らしいですが、このようなコミカルさを含んだ世俗的な音楽も非常に良い感じに指揮をされます。むしろ個人的にはこちらの方が大植色がより鮮明に出ていたのではと思いました。

今回のカルミナブナーラは演奏もさることながら、独唱や合唱団の歌唱もステージの良し悪しを判断する大きな要素になりますが、大フィル合唱団の面々はこの日の為におそらく相当の練習を積んだのではと思う位立派な合唱してくれました。以前はあまり良い評判を聞くことが少なかった大フィル合唱団ですが、昨年定期の「グラゴール・ミサ」、最後のフェスティバルホールでの「第九」、そして今回の「カルミナ・ブナーラ」と良く頑張っているような気がしました。

自分にとっての今年の定期はこれでお終い。今年は4回しか聴けませんでしたが、なかなか聴き応えのある演奏会が多くて印象的だったような気がします。来年は何度来れるかわかりませんが、印象深い演奏会に出会えたら良いなぁと思っています。

《markun評価 ★★★★☆》





2009年10月26日

岩崎宏美 LIVE 2009 〜Thanks〜

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2009年10月25日(日)16:30〜 国際フォーラムC

今年もこの季節がやってきました。そう岩崎宏美さんのライブです。毎年決まってライブツアーの千秋楽は秋も深まったこの季節なんですよね。このライブも通い始めて今年で6年目。月日の経つのは早いものです。

さて、今回の千秋楽も満員御礼、ちょっと年齢層は高めですが多くの宏美ファンで会場は埋め尽くされていました。観客席には必ずこの千秋楽でお見かけする、宏美さんのお母様、高校時代の同級生、伊藤咲子さん、また今回は森昌子さんの顔もお見かけしました。

今年のライブは3年振りに発売となった「Thanks」というオリジナルアルバムのタイトルをライブタイトルに持ってきていました。デビュー35年目を向かえ、これまで支えてくれたファン、スタッフ、ご両親、ご家族、2人の息子さん、そしてパートナーなったご主人への「ありがとう」という気持ちから、このようなタイトルになったのではと想像します。

ライブの1曲目はアルバム「Thanks」から1曲目に収録されている「海のバラード」でスタートしました。黒いドレスに身を包んだ宏美さん、しっとりとしたラブバラードを歌いあげてくれました。

そして2曲目はこのライブに足を運んでくれた全ての男性に「いい男になってね♪」という意味を込めて「決心」が歌われました。この決心という曲は確か1985年の紅白で森昌子さんが高校時代の宏美さんとのエピソードを交えて紹介した曲でしたね。あれから24年同じ会場のお2人はどんな気持ちだったんでしょうね。

さて、その後はアルバム「Dear FriendsW」と「Thanks」の2枚のアルバムを中心に宏美さんの熱唱が繰り広げられました。

1部

・海のバラード(アルバム「Thanks」より)
・決心(1985年発売シングル
・別れの予感(「Dear FriendsW」より テレサテンカバー曲)
・会いたい(「Dear FriendsW」より 沢田知可子 カバー曲)
・陽差しの中で(アルバム「Thanks」より)
・シアワセノカケラ(2007年発売シングル)
・THANKS(アルバム「Thanks」より)
・It's too late(キャロルキングカバー曲)
・明日(アルバム「Dear FriendsW」より 平原綾香カバー曲)
・始まりの詩あなたへ(2008年発売シングル 大江千里提供曲)


1部では自分の好きな「別れの予感」が生で聴けたのはとても嬉しかったです。この曲はテレサも好きで、宏美さんに「Dear Friends」で歌って欲しくてリクエストしていた曲なんです。それがアルバムになり、生で聴けてこんな嬉しいことはありません。宏美さんは普段は男っぽい性格ですが、このような女性の持っている情念のようなものも見事に歌いあげてくれます。ホントさすがです。

その後も一期一会の弾き語りや、「シアワセノカケラ」「始まりの詩あなたへ」といった心に沁みるバラードが歌われ、一部の幕が閉じました。


2部の幕開けはこの季節にふさわしい「思秋期」がしっとりと歌われました。今年天国に旅立った三木たかしさん、また阿久悠さんも日本のスタンダードとなったこの思秋期を聴きながら嬉しく思っていることでしょう。

2曲目はデビュー30周年を記念して作られた「ただ愛のためにだけ」が披露されました。この歌は本当にライブで聴くのが一番。命の鼓動を感じます。毎回聴く度に壮大なスケールなっていきます。恐るべし中島みゆき、そして岩崎宏美。

そして3曲目も僕のとても好きな「手紙」が歌われました。この歌を聴くとん、なかなか口には言えないけど、身近にいる人にいつも「ありががとう」って言葉をさりげなく言えそうな気持ちにさせるそんな歌です。今回の「Thanks」というタイトルにとてもふさわしい歌だと思います。

さて、いよいよライブも終盤へ。ここで恒例の宏美ヒットメドレーが歌われました。今回は例年と比べ普段歌われない曲も何曲か含まれていたのでファンにとっては嬉しい曲のセレクトだったと思います。

2部

・思秋期(1977年発売シングル)
・ただ愛のためにだけ(2005年発売シングル 中島みゆき提供曲)
・手紙(2004年発売シングル 岡本真夜提供曲)

岩崎宏美ヒットメドレー

シンデレラハネムーン(1978年発売シングル)
・霧のめぐり逢い(1976年発売シングル)
・20の恋(1984年発売シングル)
・熱帯魚(1977年発売シングル)
・想い出の樹の下で(1977年発売シングル)
・悲恋白書(1977年発売シングル)
・ドリーム(1976年発売シングル)
・ロマンス(1975年発売シングル)

・Pain(アルバム「SHOEWR OF LOVE」より 広瀬香美提供曲)
・そばにおいて(アルバム「ダルセーニョ」より)
・月見草(1975年発売デビュー曲「二重唱」のB面)
・聖母たちのララバイ(1982年発売シングル)

アンコール

・人生の贈り物(アルバム「Dear FriendsW」よりさだまさしカバー曲)


ヒットメドレーの後は聴き応えのあるバラードが続きました。宏美さんの歌唱はライブが進むにつれて何とも言いがたいパワーを持ってきます。「そばにおいて」「月見草」「聖母たちのララバイ」と続くバラードは会場の多くの人がたくさんの感動とパワーをもらったのではと思います。

アンコールではさだまさしさんのカバーが歌われ、3時間に及ぶライブは幕を閉じました。

今回もたくさんのパワーと元気&勇気をいただきました。宏美さんどうもありがとう。来年の35周年ライブ今から楽しみになりました。

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たくさんの花束が届けられていました

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競演した平原綾香さんから

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大の仲良し山川恵津子さんから


※今回のLIVEは2010年1月20日、DVDとなって発売されるそうです。詳細は以下のHPにアップされる予定です。
http://www.teichiku.co.jp/artist/iwasaki/




posted by markun at 23:24| 埼玉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇岩崎宏美 LIVE リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月25日

旧古河庭園・秋のバラフェスティバル

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10月17日〜11月1日まで駒込にある旧古河庭園で秋のバラフェスティバルが行われているということで1年半振りに出かけて来ました。

旧古河庭園では春と秋の年2回、バラのフェスティバルが行われています。前回訪れた時は春で秋訪れるのは初めてです。春に比べると秋のバラの数は少ないですが、1本1本の凛とした姿は春よりも存在感があるような気がします。

最近テレビ朝日系の「ちい散歩」で紹介されたせいもあるせいか、園内は多くのバラを愛でる来場者で賑わっていました。

自分が訪れた24日は、イベントでバラにちなんだ演奏会や詩の朗読会が行われ、フェスティバルを盛り上げていました。

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ジョサイア・コンドル氏設計の洋館

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お気に入りのライトデライト

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洋館にバラがよく映えます

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可憐なアブラカタブラ

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たくさんの種類のバラ

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庭園ではミニコンサートも開かれていました

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帽子のバラもフェスティバルらしいです
posted by markun at 11:11| 埼玉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇makunの逍遥日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

10月の機内音楽(ANA編)

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機内音楽のカテゴリーを書くのは、とても久しぶりです。ブログを遡ったら1月から書いていません。何故かって?それは・・・。

自分はいつもJALを利用しているのですが、ここずっと機内音楽が冴えないんですよ。何かマニアックなものが多くて・・・。飛行機を利用するのはほとんどが出張なんですけど、その合間の機内音楽って結構癒されるんですよね。JALの音楽は知らないものが多くて、新鮮さもあるのですが、なかなかリラックスするまでは行きません。

10月7日〜8日まで出張で金沢に行ってきました。金沢までは羽田から小松までの往復なんですが、JAL便が良い時間帯で飛んでないんですよ。それでやむなくANAに乗ることになりました。

本当なANAのほうがサービスとか良いのわかっているのですが、JALのステイタスがついているのでなかなか変えられないんですよね。

そうそう本題の機内音楽ですが、今月は「学校で習うクラシック」ということで、聴きなれたものがほとんどでした。やっぱり知ってる曲が次から次へ流れてくると心地良いですよね。出張帰りの機内しばし癒されました。

実は帰りは先日の台風18号が日本に上陸して小松空港で延々2時間待たされた末乗ったので、この機内音楽にかなり救われた思いでした。

さて、今月のラインナップは次の通りです。


◆学校で習うクラシック

◇スメタナ:連作交響詩「我が祖国」よりブルタバ(モルダウ)

指揮:ロジャー・ノリントン 演奏:ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ


◇ムソグルスキー:組曲「展覧会の絵」より キエフの大門

指揮:マリス・ヤンソンス 演奏:オスロ・フィルハーモニー管弦楽団


◇ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番

指揮:マキシム・ヴェンゲーロフ 演奏:イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ(ヴァイオリン)


◇バッハ:カンタータ 第147番より 主よ、人の望みよ喜びよ

指揮:デイヴィッド・ウィルコックス 演奏:アカデミック室内管弦楽団 合唱:ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団


◇モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K550 第1楽章:モルト・アレグロ

指揮:ヘルベルト・カラヤン 演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


◇エルガー:行進曲「威風堂々」第1番

指揮:アンドルー・ディヴィス 演奏:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団


◇アンダーソン:トランペット吹きの休日

指揮:ユリウス・ルーデル 演奏:ミュンヘン放送交響楽団


◇ブルグミュラー:馬に乗って(令嬢の乗馬

演奏:ハンス・カン(ピアノ)


◇ロジャース:映画サウンド・オブ・ミュージック」より エーデルワイス

指揮・ピアノ:ペーター・マルシック 合唱:ウィーン少年合唱団


◇滝廉太郎:花

ピアノ:マルコ・オスビッチ 合唱:ウィーン少年合唱団


皆さんは何曲知ってましたか?おそろく題名は知らなくても、音楽の授業で、運動会で、またCMで、きっと聴いたことがあることでしょう。こんな曲が次々と流れてくるとやっぱり癒されますね。JALも少しは考えて欲しいなぁと思います。





posted by markun at 23:02| 埼玉 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | ◇今月の機内音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

◆大阪フィルハーモニー交響楽団のメンバーと原田愛による GINZA de コンサート

2009年9月27日(日)13:00〜 銀座吉水 かくえホール

ヴァイオリン:佐久間聡一
ヴィオラ:吉田陽子
チェロ:石田聖子
フルート:井上登紀
ピアノ:原田 愛

■モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番
■メンデルスゾーン:協奏的変奏曲
■グルック:精霊のおどり
■ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番


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大フィル主力メンバーの佐久間さん、吉田さん、石田さん、井上さん、そしてソロで活躍されているピアノの原田さんの5名によるコンサートが銀座で開かれるということで出かけてきました。

大阪を離れてから9ヶ月が経ち、先日の大阪クラシックをはじめ、大フィルの演奏会にも度々出かけてはおりますが、以前のように気軽にはなかなか出かける機会は少なくなってしまいました。そんな折、東京銀座で大フィルのメンバーさん、しかも主力メンバーさん達による演奏会が開かれるということで、これは行かなくてはという思いに駆られて出かけたわけです。

演奏会は銀座にあるかくえホールという40名程度のこじんまりしたホールで行われました。会場に入ると演奏者と客席の近いことに驚きました。大阪クラシックの時でも近いと思いましたが、それ以上の近さです。自分は前から2列目の中央に座ったのですが、前に人がいなかったせいか、何か自分一人だけの為に演奏してもらってるような錯覚に陥りました。こういう感覚はオーケストラではなかなか味わえない感覚ですね。

最初の1曲はモーツァルトのフルート四重奏曲でスタートしました。ほんの1mちょつとという距離感で聞くカルテットかなり迫力がありました。通常ではなかなか聴くことの出来ない細かい各楽器の音色や、演奏者の息遣いなども聴けて、これぞ生演奏、これぞ室内楽の醍醐味を充分味わうことが出来ました。

1曲目の演奏が終わり、吉田さんからご挨拶。4人のメンバーさんはなんと昨日大阪を出発して、松本で開催されたアルカント四重奏団のコンサートを聴いてから東京に入ったとのこと・・・。かなりの移動距離でお疲れかと思いきや、アルカントの演奏でたくさんパワーもらったそうで、1曲目以降もパワフルな演奏が続きました。

2曲目はメンデルスゾーン生誕200年にちなんで選ばれたメンデルスゾーンの協奏的変奏曲が石田さんと原田さんおデュオで演奏されました。この曲はめったに演奏されない曲らしいのですが、美しい旋律のメロディーラインは心惹かれるものがありました。

3曲目は井上さんと原田さんのデュオでグルックの精霊のおどりが披露されました。この楽曲は古代のフルートで一番不安定な音階を中心に集めて作曲されたと井上さんから説明がありました。実際聴いてみると不安定な感じはそれほど感じず、井上さんの澄み渡ったフルートの音色が印象深かったように思いました。

4曲目は原田さんの独奏でドビュッシーが演奏され前半のステージが終了しました。

後半はいよいよメインのブラームスのピアノ四重奏曲が演奏されました。この曲は自分もかなり好きな曲で演奏会の前に何度も聴き直して望んだ曲だったので、今日のコンサートの中では一番の楽しみでした。

演奏の前に佐久間さんから作曲者ブラームスの紹介や第4楽章が民族音楽のフレーズが随所に織り込まれている点などの説明がありました。佐久間さんの説明は相変わらず場が和む感じがして良い感じですね。

演奏は第1楽章から非常に情熱的で白熱した演奏が繰り広げられました。楽章が進むにつれて右に左に体でリズムをとってしまう自分がちょっと恥ずかしかったです。特に一番好きな第4楽章のフィナーレに近づくと完全にノックアウトの状態でした。

約2時間弱の演奏会でしたが、次から次へと繰り広げられる質の高い室内楽思う存堪能出来てとても素晴らしい演奏会だったと思います。最後には石田さん、吉田さんともお話が出来、佐久間さんからはCDにサインもいただけて大満足で会場をあとにしました。

年に何度か東京でもこのような室内楽開催していただけたら嬉しいです。

《makun評価 ★★★★★》

2009年09月20日

◆大阪クラシック 100公演

2009年9月5日(土)20:00〜 三菱東京UFJ銀行 大阪東銀ビル

指揮:大植英次
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
ヴァイオリン・ソロ:長原幸太

■コープランド:リンカーンの肖像
■リムスキー=コルサコフ:シェエラザード
■ジョン・ウィリアムズ:スターウォーズのテーマ曲

いよいよ大阪クラシックも最終公演になりました。会場はこの公演を心待ちしていた800人のお客様で埋め尽くされました。

スタートは今年も平松市長の朗読でリンカーンの肖像が演奏されました。演奏の合間には平松市長のナレーションでリンカーンの「人民による・・・」の一節が読まれます。これを聞くと、この大クラは大阪市民のまた全国のクラシックファンに捧げる演奏会であることを実感させられます。全国各地でクラシックのイベントはありますが、このような市民密着型のコンサート、これからも続けて欲しいと思います。

1曲目の演奏が終わり、大植さんから今回のテーマ「B!!」についての種明かしがありました。今年の大クラは全部で100公演。例年になく沢山の演奏会が開かれました。今年のテーマの「B!!」には「Beautiful」「Brilliant」「Beginnig」「Bravo」などの意味が込められていましたが、この「B」を分解すると、なんと数字の100になりました。何だこういうことだったのかぁ〜と粋な演出に思わず顔がほころんでしまいました。さすが大植さん色々と考えてるんですね!!

2曲目はコルサコフのシェエラザードが演奏されました。この曲はアラビアの千夜一夜物語を題材にしているそうなんですが、曲の中に海の様子が描かれているそうなんです。海と言えば「水」。「水」と言えば「水都、大阪」。今年は「水都大阪2009」ということで、中之島を中心にイベントが開かれています。そんなことからこの曲が選ばれたそうです。ここにもこんな演出があったなんて、ちょっとびっくりしました。

シェエラザードは非常にスケールの大きな曲で、大フィルの迫力のある演奏とあいまって、多くの観客を魅了したことは言うまでもありません。

そしてサプライズとして、今年の星空コンサートで演奏される予定だった、スターウォーズのテーマが演奏され、大クラの最終公演も最高潮に達しました。

演奏後は皆で「あかとんぼ」と「ふるさと」を歌い、いつもの「八木節」で締めくくられ、長いようで短かった、大阪クラシックも幕を閉じました。

自分は昨年よりは少なかったけれど、14公演を聴くことが出来ました。今振り返るとどれも印象深い公演ばかりでした。大阪を離れ、なかなか大フィルの演奏会やクラシックコンサートを聴く機会は減ってしまいましたが、年に一度位はこうしてたくさんの演奏会に触れる機会があると良いですね。

また、来年もお邪魔させていただきたいと思います。

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最終公演もいよいよスタート

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緊張の一瞬

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大植さん、大クラの成功を語る

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平松さんから花束が、会場も盛り上がる

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「B!!」と「100」の関係が明かされました

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最終公演が終わり満場の拍手!!

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また来年もお会いしましょう

◆大阪クラシック 91公演

2009年9月5日(土)13:30〜 大阪弁護士会館1Fエントランス

ヴァイオリン:伊藤寿江、橋本安弘
ヴィオラ:上野博孝
チェロ:林口眞也

■バーバー:弦楽四重奏曲


86公演が終わった後、どこにも移動せずに弁護士会館に残りました。同じ会場で行なわれる91公演も楽しみにしていたので、最前列を確保して次の公演を待ちました。

今回の91公演は伊藤さん、橋本さん、上野さん、林口さんのカルテットですが、このメンバーでの公演は昨年の大クラで聴いて、今年も聴きたいなぁと思っていたんです。

スタートは13時半からでしたが、練習が早くも1時間前から行なわれました。練習では普段見られない、大フィルメンバーさんが見られて楽しいものです。

練習中では4人の立ち位置を確認したり、同じところを何度も練習したり、メンバーさん同士の普段の会話も聞けたりして良いもんですね。これぞ大クラといった感じですね。

演奏はバーバーの弦楽四重奏曲が選ばれました。伊藤さんが曲の紹介で今回の大阪クラシックのテーマ「B!!」からこバーバーの曲を選んだとのこと。「決して私がバーバーだからこの曲を選んだんじゃないですからね〜。」と楽しいトークもありました。

演奏はさすが息のあった4人。白熱した演奏が繰り広げられました。

そして楽しみなアンコール。昨年に引き続き、「Happy birthday to you」と「川の流れのように」が演奏され40分にわたる演奏会も幕を閉じました。

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気軽にお子さんに声かける伊藤さん

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本番前の練習は楽しい雰囲気で

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伊藤さんのトークで会場が和みます

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息のあった伊藤さん&橋本さん

◆大阪クラシック 86公演

2009年9月5日(土)11:00〜 大阪弁護士会館1Fエントランス

ヴァイオリン:浅井ゆきこ、中西朋子
ヴィオラ:西内 泉、吉田陽子
チェロ:松隈千代恵
■モーツァルト:弦楽五重奏曲 第3番


いよいよ、大阪クラシックも最終日。最終公演の入場券も早朝6時半から並んで、前から7列目を無事GET。これで心おきなく最終日の公演が楽しめます。

最終日の朝一の公演は昨年に引き続き、弁護士会館で行われました。実はこの公演密かに楽しみにしていたんです。昨年のこの公演では、モーツァルトの弦楽五重奏曲の第2番が演奏されました。そして今年が第3番です。去年、ヴィオラの吉田さんが「来年はこの場所でこのメンバーで第3番やりますからね!!」と宣言していたんです。1年越しで続きが聴けるなんてなかなか粋な演出だと思いませんか?

演奏が始まる前、吉田さんが「去年の約束覚えてる人手を上げて下さい!!」と一言。すると何人も手を上げる人いましたね。やっぱり去年の約束覚えてる人結構多かったんだと思います。来年は4番、5番、6番と一気に演奏されるとのこと。今から楽しみですね。

さて演奏のほうは、さすがに昨年と同じメンバーだけに息もぴったりで素晴らしい演奏披露してくれました。ヴィオラの西内さんは足を骨折されたと聞いておりましたが、車椅子での登場でしたが元気な姿で演奏されていたので一安心でした。

しかし、弁護士会館はいつも残暑が照り付けてとても暑いんですよね。日差しとともに演奏者が今年も移動してました。来年は改善されたら良いのですが・・・(笑)

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曲の説明をする吉田さん

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西内さんも元気な姿でした

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西内さんに配慮して座って演奏


◆大阪クラシック 85公演

2009年9月4日(金)20:00〜 ザ・シンフォニーホール

ピッコロ、フルート:井上登紀 テューバ:川浪浩一
ヴァイオリン:長原幸太 オーボエ:浅川和浩
ピッコロ、トランペット:篠崎 孝

ヴァイオリン:力武千幸、鈴木玲子、今城朋子、佐久間聡一、高木美恵子、横山理恵、浅井ゆきこ
ヴィオラ:吉田陽子、川元靖子、岩井英樹
チェロ:石田聖子、松隈千代恵、織田啓嗣
コントラバス:松村洋介、三好哲郎
チェンバロ:大植英次

■ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲
■プラウ:テューバ協奏曲
■バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第2番


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4日の最終公演は昨日の晩に引き続き、シンフォニーホールでの公演でした。例年だと中央公会堂での演奏会でしたが、今年は場所を移動しての公演です。個人的には中央公会堂のあのレトロな雰囲気が好きだったので、この公演は公会堂でやって欲しかったなぁなんてちょっと思いました。

さて、演奏のほうはピッコロの井上さんを中心にした、ピッコロ協奏曲、引き続き、テューバの川浪さんを中心とした、テューバ協奏曲が演奏されました。いつものオケの時は比較的はお二人ですが、この大クラでスポットライトを浴びての登場です。こういうプログラムは大クラらしくて良いですね。特にテューバは存在感こそありますが、主役になることはあまり無いので、テューバのソロは価値があったと思います。また川浪さんの楽しい雰囲気が会場を沸かせていたのも大クラらしくて良かったと思いました。


◆大阪クラシック 83公演

2009年9月4日(金) 18:00〜 中之島大ビル

ヴァイオリン:三瀬麻起子 ヴィオラ:上野博孝
チェロ:庄司 拓 コントラバス:林 俊武
クラリネット:田本摂理 ファゴット:久住雅人
ホルン:藤原雄一

■ベートーヴェン:七重奏曲


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本番前の練習にも熱が入る

朝から5公演目、去年よりスローペースで回っているとは言え、さすがに夕方になると疲れてきました・・・。関電ビルから早々に中之島大ビルに移動し、2階のソファーで休憩をとりました。

開演まで1時間以上ありましたが、大フィルの面々は既に会場入り。皆さん休憩されるのかと思いきや、エントランスで本番さながらの練習がスタートしました。自分はちょっと足が痛かったので、ソファにもたれながら、ベートーヴェンの七重奏曲を聴かせていただきました。目をつぶって聴いていると、足の疲れもすっーと取れて、しばしの癒しの時間になりました。

この会場は中央エントランスは中央が吹き抜けになっており、それを囲むように2階、3階、4階に回廊が作られています。1階で聴くのも良いですが、上層部の回廊から聴くのも音全体の響きが堪能出来て、なかなか良い会場だなぁと思いました。自分も2階からじっくりとベートーヴェン堪能させていただきました。